【マクドナルド】『マックフライポテト』が販売休止なのに『ハッシュポテト』が通常販売の理由はなぜ?

気になるモノ

朝マックのみで販売されているハッシュポテト。サクサク、ホクホクとした食感は最高ですよね。

ジュワッと広がる油にカロリーが気になりつつも、あの美味しさを一度味わってしまうと頼まずにはいられません。

画像出典:マクドナルド公式サイト

2021年12月21日にマクドナルド 公式ニュースリリースで流れたポテト輸入遅延による『マックフライポテトM/Lサイズ販売休止』。ハッシュポテトも休止してしまうのか心配しましたが、ハッシュポテトはどうやら通常販売継続とのこと。

なぜハッシュポテトは休止にならないのか?

まとめたので紹介します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
奈々子と薫 堕落していく、僕たちは。 (1)

『マックフライポテト』は販売休止でも『ハッシュポテト』が通常販売できる理由

結論からいうと『ハッシュポテト』が朝マックのみという限られた時間帯のメニューであり、『今回の輸入問題で提供数に制限をかけるほどの影響はないため』といえそうです。

では何故『ハッシュポテト』が朝マックのみの限定メニューなのかどうして『マックフライポテト』は朝マックにないのか、も含めて考察していきたいと思います。

『マックフライポテト』の厳格廃棄ルールは朝の時間帯では対応できないので『ハッシュポテト』

マックフライポテトが朝メニューにない理由の1つとして『マックフライポテト 廃棄ルール』があります。

マックフライポテトは『調理後7分で廃棄』とのこと(マクドナルド広報部回答)。つまりは『調理後7分以内の消費』を全国で2900以上ある全ての店舗でルール化 出来るほど注文数が桁違いの人気メニューなのです。

そんな美味しさを追求した『マックフライポテト廃棄ルール』も朝の注文数では廃棄が増えてしまい採算があわないそうです。

その点『ハッシュポテト』であれば1つ1つ個別に調理のため、廃棄することもありません。

マクドナルドはランチの売り上げ構成比が圧倒的に高い。伸びしろが大きいのは朝食や、スナックタイム、夕食といった時間帯だ

出典:東洋経済オンライン|独り勝ちマック、これから問われる「継続力」

マクドナルドは詳細な時間帯別の客数は示していないものの、昼にピークが集中していることは公表しています。

昼食時以外の客数が減る時間帯の対策として『朝マック』『夜マック』等のメニュー開発やキャンペーン、クーポン配布などを打ち出していますが、それでもやはり昼に比べると提供数は少ないようです。

マクドナルドのマーケティング本部メニューマネジメント部上席部長の若菜さんも食品産業新聞のインタビューで下記のように発言しています。

昼の時間帯には、行列ができる店舗も多いが、朝や夜、スナックタイムは客席に余裕がある

出典:食品産業新聞「外食特集」

昼夜提供するマックフライポテトの注文数と比べると ハッシュポテトの提供数は少なく、今回の事態で販売休止や制限をかけるほど影響はないと言えそうです。

『ハッシュポテト』は『マックフライポテト』と同時調理が出来ないので朝マックのみ

では『ハッシュポテト』が何故ランチタイムに注文できないのか。それは殿堂メニューの『マックフライポテト』がメニューに君臨しているからです。

マクドナルド公式サイトでは以下のように回答をしています。

レギュラーメニューとしてマックフライポテト®があり、ハッシュポテトと合わせて両方をご提供することはキッチンのシステム上難しいため、朝食の時間帯でのみご提供させていただいています。

出典:マクドナルド よくあるご質問

実は『ハッシュポテト』と『マックフライポテト』は同じフライヤーで調理されます。

マクドナルドにはいくつかの揚げ物メニューがありますが、肉類(ナゲット、クリスプ)、ポテト(ハッシュポテト、フライポテト)、パイ類、、、というように食材によってフライヤーが別れています。

同じポテトフライヤーで調理される『ハッシュポテト』と『マックフライポテト』ですが、それぞれの調理温度が違うので同じ時間帯に提供することは不可とのこと。

今回MサイズとLサイズのマックフライポテトは販売休止ですがSサイズは通常通りの販売。そのため『ハッシュポテト』をレギュラーメニューの時間帯に取り扱うことは出来ません。

個別調理可能な『ハッシュポテト』と、提供数が多く一度に大量に調理可能 かつ厳格な廃棄ルールをもつ『マックフライポテト』のそれぞれの特性と需要を考えれば、朝時間帯、昼夜の時間帯でメニューをわけ、調理場所を効率よく使うのは納得です。

まとめ|『マックフライポテト』が販売休止なのに『ハッシュポテト』が通常販売可能な理由はコレ!

  • 朝の時間帯は客数が少ないので『ハッシュポテト』提供がポテト輸入遅延問題に影響するほどではない
  • 『マックフライポテト』は調理後7分以内に提供できてしまうほどの需要があり、ポテト輸入遅延で供給に影響が出てしまうほどである
  • 『ハッシュポテト』と『マックフライポテト』の同時提供はシステム的に無理なため『ハッシュポテト』をレギュラータイムに販売は出来ない

以上のことより、今回のポテト輸入遅延問題で『マックフライポテト』は販売に制限をかける必要がありますが、『ハッシュポテト』の通常販売は制限をかけるほどではないといえそうです。

美味しい『ハッシュポテト』は通常通り食べられるとのこと安心しました。

まだ『ハッシュポテト』の美味しさを体験したことがない方は これを機会に少し早起きして朝マックに行ってみるのはいかがでしょうか。

本日も最後までどうもありがとうございました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
気になるモノ
案内人ももをフォローする
ももブロ
error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました